家でできる副業9選!難易度別に主婦や会社員におすすめな在宅副業を解説

近年、副業を解禁する企業が増えてきたこともあり、副業に興味を持つ人が増えています。
新型コロナウイルスの流行以前は、本業の勤務時間外にコンビニや倉庫などでアルバイトをするというケースも多く見られましたが、おうち時間が増えた今、家にいながらできる副業の人気が高まっています。
在宅副業は、スマホやPCなどを使って気軽に始められるものがほとんどです。スケジュールが調整しやすい点も、注目を集める理由でしょう。
本記事では、家でできるおすすめの9つの副業を難易度別に紹介しますので、自分の特性やライフスタイルと照らし合わせて参考にしてみてください。

 

在宅副業を始める前の準備

はじめに、副業を始めるにあたって必要な準備を確認しておきましょう。在宅ならではの事情もありますので、しっかり押さえておいてくださいね。

副業用の銀行口座をつくる

銀行口座を作る
在宅かどうかに関わらず、副業を始めるときには「副業用の銀行口座」をつくることをおすすめします。
本業と比べると収入額が少なく、不安定であることが多い副業のために、わざわざ専用の口座をつくるのは億劫に思う人もいるかもしれません。しかし、だからこそ、副業用の銀行口座をつくっておくほうがいいのです。
「収入額が少なく、安定しない」ということは、本業用の口座とまとめてしまうと見落としやすい、ということです。複数のクライアントからの入金が不定期に積み重なっていくと、どんどん把握しにくくなり、請求漏れや入金漏れがあっても見落としてしまう可能性が高まります。
また、副業収入では1件当たりの入金が数百円、数千円というケースも珍しくありません。本業収入に混ざって少額の副業収入が入金されると、「これくらいならいいか」と無駄遣いしてしまいがちな傾向も見られます。うまく管理するためには、手続きが大変に思ってでも別口座を準備しておくのがベターでしょう。
副業は、始めは単価が低くても、コツコツ続けることで徐々にアップしていくものもあります。専用口座で収入の増え方を“見える化”すると、モチベーションアップにも繋がりますよ。
  

副業用のメールアドレスをつくる

在宅副業は、スマホやPCでネットを介してやりとりするものがほとんどです。そのための連絡手段としてメールアドレスは必須です。
副業とはいえ、立派なビジネスですので、レスポンスは大事です。本業用やプライベート用のアドレスと併用してしまうと、大事な連絡を見落としてしまったり、気づくのが遅れてしまったりすることも考えられます。
副業用のメールアドレスには、Gmailがおすすめです。最近では、連絡手段として使われるだけでなく、さまざまなサイトでログインIDの代わりになったり、ファイル共有をするなど業務で求められたりすることが増えています。
 

難易度:カンタン 知識・スキル不要、スマホ1台でできる副業

まずは、特別な知識やスキルが不要で、スマホ1台でいつでもどこでもできるものからチェックしていきましょう。

  

アンケートモニター

アンケートモニター
「アンケートモニター」とは、アンケートサイトに登録し、企業側が発注するアンケートに答えることでポイントなどを受け取るものです。
アンケートの種類は、数分足らずで終了するものから、実際にお店に足を運んだり、商品を一定期間使ったりした後で答えるものなど、幅広く多様なものが用意されています。
案件の難易度によって得られるポイントが変わります。貯まったポイントは、換金できるサイトもありますが、他社ポイントや商品に換えるほうがお得な場合が多いので、自分がよく行くお店のポイントが該当するかチェックして登録するようにしましょう。
スキマ時間ととても相性がいいので、大変人気がある仕事でもあります。特に人気案件はすぐに締め切られるので、複数の無料サイトに登録しておくのも手ですね。

  

データ入力

データ入力は、発注者側から提示された資料の内容や数値を、Excelなどの指定の様式に入力していくものです。
内容は顧客データや伝票、原稿などさまざまですが、タイピングさえできれば特別な資格を求められることはあまりありません。ただし、個人情報や企業の機密事項を取り扱う場合には秘密保持契約を交わすよう求められることもあります。
近年は、クラウドソーシングで募集されることが多く、応募者数も増えてきています。1分間に100文字以上のタイピングができるようであれば、積極的にアピールしていきましょう。

難易度:普通 得意なこと・趣味を活かせる副業

得意なことや趣味を収入に繋げられれば、これほど楽しいものはありません。ただ好きなだけでなく、多少専門性も求められるケースも増えますが、それも自分のスキルアップに繋がるでしょう。

  

Webライティング

タイピングが得意で、文章を書くのが好きな人には、Webライターがおすすめです。
Webサイトに掲載するための文章を作成するのですが、文法力や語彙力といった一般的な国語力に加えて、テーマに沿ったリサーチや、「SEO」というネット検索を意識した対策知識が必要とされることもあります。
主にクラウドソーシングで募集され、1文字あたりの単価×文字数で報酬が決まります。はじめは0.5~0.7円程度の案件で実績を積んでいくうちに、1円以上の案件の受注が叶うようになります。
  

ハンドメイド販売

ハンドメイド
ハンドメイドアイテムを販売するには、以前は青空フリーマーケットが主流でしたが、フリマアプリが市民権を得た今では、アプリで出品する人が増えています。
一般的なフリマアプリでも、ハンドメイド専用カテゴリーが設置され活発な動きを見せているのですが、腕に自信がある人は、ハンドメイド市場に特化したアプリで出店すると、より高値で販売できる傾向にあるようです。
ただし、手数料だけでなく、材料費や送料などが必要であることは頭に置いておきましょう。特に送料は、作品の大きさや重さによっては請求額に驚くことも少なくないので、事前にしっかりリサーチした値付けが大切です。
  

事務代行

単純なデータを入力するだけでなく、マニュアルやテンプレートを作成したり、書類を作成したりと、一般的な会社の事務員に近い作業を代行するのが「事務代行」です。
規模が小さく社員数が少ない会社だけでなく、より専門性の高いスキルを求める業務が発注されることが多く、その場合、報酬が良いのが特徴です。
事務スキルに自信がある人は、クラウドソーシングで自分のスキルとマッチする案件をさがしてみてはいかがでしょうか。
  

スキルシェア

事務以外でもなにか人に誇れるスキルを持っている人には、スキルシェアを検討してみましょう。
スキルシェアサイトでは、自分の経験や知識を生かした“スキル”を、個人で出品することが可能です。
ここでいう“スキル”の例には、相談相手や占いといったものや、メイクや資格勉強の仕方を教えるものまで、さまざま。これまで“仕事”として成立していなかったものまで売買されているので、アイデア次第でどんなことでも副業にできる可能性があるのが魅力です。

 

難易度:難しい スキルや努力が必要だけど高収入が狙える副業
高い報酬には、必ずそれ相応のスキルや努力が必要です。逆を言えば、高いスキルを持っていれば高収入を狙っていくことも可能です。大きく当たれば独立も視野に入ってくるかもしれません。

  

アフィリエイトブログ

自分のブログに広告を貼り、そこから商品やサービスを購入してもらうことで報酬を得るのが「アフィリエイト」の仕組みです。
もちろん、”ブログが魅力的であること”が必須で、そのためには、マメな更新や人々を惹きつける文章力は不可欠です。SEO知識があれば、なお良いでしょう。
アフィリエイト広告を貼るためには、ASPと言われる広告プロバイダーへの登録が必要です。
記事内容に適した広告を貼るのももちろんですが、貼りたい広告から記事テーマのアイデア出しをするのもおすすめです。
軌道に乗るまでは多くの勉強や努力が必要ですが、軌道に乗りさえすればある程度おいておいても収入を生んでくれるのも事実なので、余裕があるときに作っておく、というのもアリかもしれませんね。
  

転売

商品を安く仕入れ、高く転売する、というのは、古本や古物商などのように古くから存在する手法です。現代では、海外サイトから安く仕入れ、国内フリマサイトやオークションサイトで高値販売する方法が主流となってきているようです。
売れ残ると在庫を抱えてしまう可能性があることや、リサーチや出品時期の見極めなど、センスによるところも大きい点は考慮しておく必要があります。
  

投資

投資
元手となる余剰資金がある場合には、今あるお金を増やす、というのも一つの手です。
株やFX、仮想通貨など、さまざまな投資方法があります。
元手資金だけでなく、情報収集や商品についての勉強の時間と労力が必要なことや、必ず損失のリスクが伴うことは忘れてはなりません。
最近では、ワンコインからの投資や、使っていない企業ポイントなどを使って投資できるものも登場してきているので、低額のものから挑戦してみるのをおすすめします。

 

家でできる副業の選び方ポイント3つ

いろいろな副業があり、どれを選べばいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。
ここでは、在宅副業を選ぶ上で重視したい点を紹介します。

  

無理なく続けられる副業を選ぶ

あくまでも、生活のメインとなるのは本業です。副業で無理をしてしまって本業がおろそかになるようでは本末転倒です。
また、副業の特徴として、続けていくうちに収入が増えていくものが多いことが挙げられます。そのため、「続けられる」ことが重要です。そこで重視したいのは、“満足できるか”ではなく、“苦にならないか”。ストレスにならないことが第一です。
  

スキマ時間を活用できる副業を選ぶ

スキマ時間=空き時間です。空いた時間内で取り組めないものを選んでしまうと、本業に支障をきたすのは言わずもがなでしょう。
そのためにも、自分のライフスタイルを今一度しっかりと把握しておきましょう。

  

初期投資がかからない副業を選ぶ

初期費用がかかるということは、“マイナスからのスタート”になるということです。初期の回収率が低くなりがちな副業においては、初期費用は大きなリスクとなります。
「初期費用を払えば大きく儲ける」と謳うものもありますが、真偽が疑わしい上に、初期費用を回収することが目的となってしまえば大きなストレスにもなりかねません。

 

副業に取り組むときの注意点

最後に、副業を始める際に注意しておきたいことを確認しておきましょう。

  

勤め先の会社で副業が許されているか確認する

近年、副業の解禁が進んでいるとはいえ、すべての会社が解禁しているわけではありません。
まずは、自分の勤務先では副業が許されているのかを確認するのが最重要です。
会社員の場合には、住民税の金額で副収入の有無が会社に知られてしまうため、下手に隠すのは禁物です。バレてしまった場合、厳しい処分が課せられる可能性もあります。
  

収入が20万円を超えたら確定申告をする

会社員であれ主婦であれ、本業以外からの所得が年間20万円を超える場合には、確定申告が必要です。
悪質な申告漏れと判断された場合にはこちらも厳しい処分が課せられますので、無料会計ソフトなどを利用してきちんと管理しておきましょう。

 

まずは取り組みやすい副業から始めてみよう!

通勤の必要がなく、自分の空き時間を使ってできる在宅副業は年々注目を集めています。
千里の道も一歩から。まずは自分のライフスタイルに合った取り組みやすい副業から始めてみませんか。