ITで金融に革新を 元ソフトバンクグループ、明日の超大手金融機関「SBIホールディングス」とは?

はじめに

日経新聞2017年3月15日(水)朝刊で、ネット証券の日韓の最大手であるSBIホールディングス株式会社(以下、SBIホールディングス)とキウム証券の提携が発表されました。ネット証券で、野村ホールディングス株式会社や株式会社みずほフィナンシャルグループなどの超大手金融機関よりも優位を占めるSBIホールディングスとはどういう会社でしょうか。
 
今回は、金融世界に変革をもたらしているSBIホールディングスの正体に迫りたいと思います。
 

SBIホールディングスとは?

SBIホールディングスの概要

SBIホールディングス(SBI Holdings,Inc.)は、1999年の設立の当初、ソフトバンクグループの金融関連企業であり、「SBI」も「SoftBank Investment」の略でありました。2005年には、商号をSBIホールディングスに変更し、ソフトバンクグループを離脱し「Strategic Business Innovator」(戦略的事業の革新者)の略に変更しました。
 
SBIホールディングスの傘下には、「金融サービス事業」「アセットマネジメント事業」「バイオ関連事業」の3つが主要事業として存在しています。
 

SBIホールディングスの事業① 「金融サービス事業」

SBIホールディングスの傘下には、SBI証券や住信SBIネット銀行、SBI損保、モーニングスター(金融商品や関連するサービス・情報を提供する事業)等を行っています。IT技術を活用して効率の高いワークフローを開発し、従来の方式より、利便性の高い商品やサービスを提供をしており、金融の世界に変革をもたらしています。
 

SBIホールディングスの事業② 「アセットマネジメント事業」

SBIインベストメント(ベンチャーキャピタルファンド)、SBIアセットマネジメント(投資運用業及び投資助言業)、SBIキャピタル(バイアウト・企業再生ファンド等)、SBI VEN CAPITAL(海外における投資事業)など、SBIホールディングスは、金融事業を中心に、エネルギー、バイオ、ITなどの幅広い分野のベンチャー企業への投資及び運用関連のサービスを提供しています。
 

SBIホールディングスの事業③ 「バイオ関連事業」

上記の事業以外、SBIファーマ(化粧品および健康食品の製造・販売)、SBIバイオテック(医薬品の研究開発)を代表として、医薬品・健康食品・化粧品等の事業にも注力しています。
 

SBIホールディングスの最近の動向 フィンテック分野に注力

SBIホールディングス、IBMと提携

2016年12月28日、SBIホールディングスは日本IBMと提携し、地域金融機関向けの「FinTechプラットフォーム」構築などの共同事業展開と合弁会社設立の協議開始について合意しました。
 
地域金融機関は「FinTechプラットフォーム」の構築によって、サービスの多様化、経営効率の向上、低コスト化などを実現できると予想されます。
 

SBIホールディングス、アメリカのベンチャーのRippleとの提携

2016年、SBIホールディングス傘下にSBI Ripple Asia株式会社が設立されました。
 
SBI Ripple Asia株式会社は、仮想通貨の運用に使用されているブロックチェーン技術等を活用することで、送金の際、従来の複数の中継銀行による手数料でコストが高くなる送金システムに革命をもたらし、更なる取引時間の短縮、送金プロセスの可視化などを追及しています。
 

SBIホールディングスのCFO

ここで、SBIホールディングスのCFOの経歴についても触れておきます。
 
森田 俊平氏
 
1998年4月     ソフトバンク株式会社(現ソフトバンクグループ株式会社)入社
2000年7月     オフィスワーク株式会社(現SBIビジネス・ソリューションズ株式会社)代表取締役社長就任
2002年10月   オフィスワーク・システムズ株式会社(現SBIビジネス・ソリューションズ株式会社)代表取締役社長就任
2005年11月   株式会社ジェイシーエヌランド(現SBIビジネス・ソリューションズ株式会社)代表取締役社長就任(現任)
2009年6月     SBIホールディングス取締役執行役員就任
2011年6月     モーニングスター株式会社社外監査役就任
2011年10月   当社取締役執行役員CFO就任
2012年6月     SBIファイナンシャルサービシーズ株式会社取締役(現任)
SBIキャピタルマネジメント株式会社取締役(現任)就任
2013年2月     SBIファーマ株式会社監査役就任(現任)
 

SBIホールディングスのまとめ

送金手数料の削減など、どなたでも関心を持つ課題に注力し、インターネットを通じて経営効率を向上させ、利便性の高い商品やサービスを提供しているのはSBIホールディングスです。
 
SBIホールディングスは今後、IT技術を武器にして、引き続き効率化を図り、金融の世界にさらなる変革をもたらすことが期待されます。
 
 
編集者:株式会社mannaka
協賛 :株式会社エスネットワークス
 

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