コストをかけず始められる起業アイデア5選!発想法や起業までのステップについて

「起業ってなんだか難しそう…」

「将来起業したいけど何から始めればいいか分からない」

そう思っている方は多いのではないでしょうか?

起業とは「新しく事業を始めること」であり、その方法は多岐に渡ります。起こす事業によって具体的なやり方は異なりますが、どの場合も始めるまでのポイントを抑えておくことが重要です。

今回は今後起業を考えている方向けに、コストをかけずに始められる具体的な起業のアイデアと始める上で抑えておくべきポイントをまとめていきます。

こちらを参考に自身に合った起業アイデアを見つけてみてください!

誰でも起業できる時代

起業と聞いて多くの方が「優れたアイデアを思いつく人がやるもの」だと思っているのではないでしょうか?

もちろん起業家の中には独創的なアイデアで成功している方もいますが、必ずしもそういったアイデアマンばかりではありません。

現代はパソコンやスマホさえあればすぐにビジネスが始められる時代です。

また、まとまった資金や人手がなくとも始めらる場合も多いため、ポイントさえ抑えておけば誰でも起業にチャレンジできます。

起業アイデア5選


起業する際には事前の資金準備や商品の確認などやるべきことがたくさんあります。

ただ、近年では初心者でも始めやすい事業も多く、コストを抑えて起業することも可能です。

事前準備をすることも重要ですが、チャレンジしてみたいと思った時にコストを省略して始められるのは大きなメリットになります。

ここではすぐにコストをかけずに始めることができる起業アイデアをご紹介致します。

クリエイター(ライター・デザイナー)

ライターやデザイナーなどパソコンを使って仕事をするのも起業のひとつです。

クラウドソーシングサービスで常に多くの案件が出ているため、初心者でもすぐに仕事に繋げることができるのが特徴です。

文章を書くのが得意な人はWebライター、絵を描いたりロゴを作成するのが得意な人はデザイナーとして仕事を始めてみるのが良いでしょう。

パソコンがあれば始めることができるので、今日からでも始めることができます。

Web制作(Webエンジニア)

パソコンがあればできる起業アイデアとしてWeb制作があります。

ある程度の勉強は必要になりますが、プログラミングの学習はネット上に無料で取り組むことができるため、コストをかけずに仕事を始められるのが特徴です。

また別のビジネスを始めるとなった場合でも使える知識やスキルが身に付くため、新しく何か始めようと思っている方はまずWeb制作から始めることをおすすめします。

家事代行

さまざまな分野で人手不足が課題となっている現代の日本では、代行サービスの需要が高まっています。

中でも家事代行は身体の不自由な高齢者や共働き世帯など幅広い層に対して需要があるため、継続的な仕事が見込めるでしょう。

スキルや経験はもちろん、基本的にパソコンなども必要ないため誰でもすぐに始めることができるのが特徴です。

また、代行サービスの中でも比較的体力を使わない仕事になるため、女性の方でも気軽に始めることができます。

オンライン教材販売

自身の経験や得意なことを教材にしてオンラインで販売することも可能です。

販売方法は動画教材を作成して動画教材プラットフォームに提供したり、電子書籍を制作してサイト上で販売したりと多岐に渡ります。

継続的に販売を続けるためには自己投資をしてコンテンツを作っていく必要がありますが、始める時は自身のこれまでの経験が価値になるためコストをかけずに取り組めるのが特徴です。

ネットショップ運営

物販に関してもネット上で販売できるサービスが多くなってきたため、ほとんど初期コストをかけずに始めることができます。

趣味で作っているハンドメイドのアクセサリーや家に眠っている不要なものまで、あらゆるジャンルの物が商品になるため老若男女問わずに始めることができるでしょう。

販売する物のニーズを把握し、ターゲットに届くように利用するサービスやマーケティングを工夫することが重要です。

起業アイデアの発想方法3つ

前述した具体的な起業アイデアの他にも、数多く事業にできることがあります。

その選択肢の広さゆえに、起業をしようとする際に何を始めようか迷ってしまう方が多いでしょう。

重要なのはさまざまな視点で考え、自分でも実現可能かつやりたいことに繋がる起業アイデアを見つけることです。

ここでは起業アイデアを見つけるヒントになる3つの発想方法をご紹介します。自身に合った方法を実践してみてください!

得意なこと、好きなことを事業にできないか考える

まずは自分が得意なことや好きなことを事業にしてみることを考えてみましょう。

事業をする上で重要なのは、やっていることに対価を払ってもらうことです。

他の人より得意なことはもちろん、好きでやっていることは自分では気づきにくいですが他者にとっては価値がある可能性が高いです。

また、事業を続けるという観点でも、得意なこと、好きなことであればモチベーションも維持しやすく、長期的な価値を生むことができるでしょう。

自分や身近な人の悩み、苦しみを解決する方法を考える

日常生活で「不便だな」「もっとこうなればいいのに」と感じることは事業に繋がる可能性を秘めています。

世の中のモノやサービスは基本的には人々の課題を解決するために存在しており、事業として成り立っています。

普段から自分が感じる違和感にアンテナを張ったり、身近な人が困っていることをどうやったら解決できるか考えたりすると良いでしょう。

自分や身近な人が感じた課題は多くの人が感じている課題である可能性が高いため、大きなニーズを見込めるかもしれません。

競合サービスの穴を探す

いきなりゼロから起業アイデアを考えるのが難しいという場合は、既存の競合サービスから考えてみるのが良いでしょう。

まずなぜ既存サービスが成立しているかを考えるところから、「もっとこうすればよくなりそう」という改善点を見つけ出すことで新たな事業に繋がる可能性があります。

すぐに改善点が見つからなくとも、既存サービスと別のサービスを組み合わせることでどんどんアイデアが生まれることでしょう。

起業までの5ステップ


実際に自分でもできそうな起業アイデアが思いついた場合、起業するにあたって具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか?

取り組む事業によって細かいやり方は変わってきますが、大まかなステップは5つに分けることができます。

ここではそれぞれのステップについて詳しく紹介していきます。

ステップ1 起業の目的・目標を明確にする

まず最初にやることは起業の目的と目標を明確にすることです。

そもそもアイデアを考えるためには「なぜ起業するか」「どんな自分になりたいか」「社会にどんな価値を提供したいか」という理由付けがポイントになります。

目的を考える際には、あくまで等身大の自分で本音を突き詰めて考えるようにしましょう。

ステップ2 ターゲットを明確にする

自身がやりたい事業が誰にとって価値があるものか、お客さんになるターゲットを明確にしておくことも重要です。

つい多くの人に届いてほしいがためにターゲットを決めずアイデアを広げてしまいがちですが、かえって誰にも受け入れられない中途半端な事業になってしまう可能性があります。

ターゲットを明確にすることでアイデアが洗練されるだけでなく、新たな付加価値を見出すことができるかもしれません。

ステップ3 商品・サービスの提供価値と価格を決める

目的とターゲットが定まったら、具体的に商品・サービスの提供価値と価格を決めてアイデアを詰めていきましょう。

どんな事業にしていくかを決める際には、既存の競合と比較して整理しどこが独自の価値として提供できるかを考えるのがポイントです。

価格に関してもまずは相場を確認して、整理した自サービスの価値と照らし合わせて設定するのが良いでしょう。

ステップ4 効果的な集客の方法を考える

起業アイデアが具体的になったら、それを知ってもらうための効果的な集客方法を考えましょう。どんなにいい事業でも、知ってもらわなければ価値を提供できません。

ターゲットに価値を知ってもらうための宣伝方法と宣伝内容の双方を事前に検討しておくことがポイントです。

広告に費やす予算によって効果も変わって来ますが、現代ではSNSを駆使することでコストをかけずに集客効果を得ることもできます。

ステップ5 お試しで使ってもらいフィードバックを得る

効果的な集客方法まで検討したら本格的に事業を開始する前に、まずは限定的にサービスを提供してフィードバックを得ましょう。

そうすることで構想段階では気づくことのできなかった問題や改善点を知ることができ、起業アイデアをさらに洗練することができ、価値を高めてお客さんに届けることができます。

お試しで提供する対象はSNSで募ったり、身近な友人に協力してもらったりするのが良いでしょう。

起業は小さく始めるのがポイント!


起業をする際には目新しいアイデアを生み出したり社会的に価値のある事業を作り上げることも重要ですが、まず挑戦することに価値があります。

そのためには自分ができる範囲で、コストをかけずに小さく始めることがポイントです。

最初は小さな価値でも、継続して取り組み続けることで大きな価値に繋がっていきます。

そして継続させるためには自分が好きなことや納得感が伴っていることが重要です。

ここで紹介した具体的な起業アイデアやアイデアの発想方法をヒントに、自分でも始められそうな事業を見つけてみてください。