はじめに
LoveTech(ラブテック)という言葉を聞いたことがありますか?
LoveTechとは、恋愛相手を探すことを目的としたスマートフォンのアプリやサイトを指します。
通信技術の普及と進化
テクノロジーの普及が目覚しく、日本人のスマートフォン所有率は2016年で70%を上回っています。またiPad などのタブレット端末の普及率はおよそ39%まで上昇しています。
このグラフから読み取れる通り、およそ7割の日本人がインターネットに接続し使用できる環境があると言えます。特に今の若者達にとってインターネットは生活に無くてはならない存在となっています。
Chart1 日本人のスマホ・タブレットの所有率推移
出典:http://www.garbagenews.net/archives/2170355.html
またアプリの機能も年々進化しており、ゲームアプリやGPSなどの便利な機能を搭載したアプリが増えてきています。去年世界中で大ブレイクしたゲームとして、GPS機能を兼ね備えたアプリ「ポケモンGO」が例に挙げられます。
LoveTechの実態
LoveTechはスマホの普及をフルに活用したサービスといえます。
LoveTechの例としてGPS機能を使い、自分の周りにいる異性の利用者をスマホに通知させるサイバーエージェントのグループ会社が運営する「クロスミー」や、相手との相性の良さを数値化する「ペアーズ」などがあり、テクノロジーの応用が進んでいます。このようにLoveTechの市場も広がりつつあります。
結婚情報サービス会社「オーネット」が2017年の新成人を対象にした調査では、インターネットやSNSなどで知り合った異性との恋愛に37.3%がアリと回答。4割弱がマッチングアプリを含む「ネット恋愛」に抵抗はないことが分かります。むしろネット上の方が気軽に思うことを言えたりするので若者にとっては親しみやすいのかもしれません。
Chart 2 2017年新成人に対するネット恋愛についての意見
出典:http://spotlight-media.jp/article/203726265627447321
一方でネット恋愛をする上で詐欺などにも注意しなければなりません。
出会い系サイトに限らず、大手SNSサイトのFacebookやTwitter多くの人がアクセスし、さまざまな情報を観覧することが可能なので、個人情報などの漏洩のリスクが高まります。インターネットやスマホアプリで便利になった一方、プライバシーやセキュリティー管理に目を向けることも重要です。
LoveTechの影響
マッチング恋愛の普及がこれからの社会にどう影響していくか注目です。現在日本の深刻な社会問題として高齢化社会が挙げられます。マッチング恋愛、LoveTechを利用しカップルが成立する確立は決して低くはありません。LoveTechの普及で今後結婚する人が増え、少しでも高齢化社会問題の解決に貢献してほしいです。
編集者:株式会社mannaka
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