【起業したい人向け】コロナにおける事業アイデアの探し方、やるべきこと

世界中を恐怖に陥れた新型コロナウイルスの感染拡大は、今なお収束の気配を見せていません。
長引く自粛生活やテレワークの普及など、ライフスタイルが大きく様変わりしたことによって、これまでの働き方やビジネスの手法に疑問や危機感を感じるようになった人も多いかもしれませんね。
ビジネスにおいて、これまでの常識が通用しなくなったことは大打撃です。しかし、起業を考える人にとっては、世間のニーズが変化している今こそ、新しい事業アイデアを探すチャンスではないでしょうか。
本記事では、ウィズコロナ時代における事業アイデアの探し方や、起業のためにやるべきことを解説します。ピンチをチャンスに変え、新たなビジネスチャンスを探っていきましょう。
 

初めて起業する人向け コロナにおける事業アイデアの探し方


「起業したい」と思ったとき、まず考えたいのが“ビジネスの核”ともいえる「事業アイデア」です。
初めての起業の場合ぼんやりとやりたいことはあっても、どのように事業化すればいいのかわからないという人も多いようです。さらにコロナ禍の起業となれば、なおさらでしょう。
ここではコロナ時代における事業アイデアの探し方を紹介しますので、参考にしてみてください。
  

お客様が何に困っているかを考える

自分でできることや解決可能なことには、お金を支払ってまで周囲に求めることは少ないでしょう。
ビジネスとは、言い換えれば「困っていること、あったらいいなと思っていることをジャストタイミングで提供する」ということです。お客様の困りごとや悩みごとにフィットしたものを提供することが、ビジネス成功のカギといえます。
コロナによって生活が大きく変わった今、お客様の困りごとや悩みごとも大きく変化してきています。「ステイホーム」「巣ごもり需要」「オンライン飲み会」など、新たなスタイルや言葉が登場し定着している状況の中から、新たなニーズを探ってみるのも手でしょう。
お客様の声を知るには、直接聞くのはもちろんですが、SNSを活用するのもおすすめです。
コロナ以降、自宅で過ごす時間が長くなり、オンラインサービスを利用する機会が急増していることから、SNSに親しむ時間も増えていると考えられます。
TwitterやInstagram、Facebookなどで何気なく発信されるお客様の声にアンテナを張り巡らせておきたいところです。
  

新しいビジネスでなくてもいい

“新規事業”と聞くと、新たなことを生み出さなければいけない、と感じてしまうかもしれませんね。しかし、新規事業は必ずしも新しいビジネスである必要はないのです。
すでに成功している例をお手本にして真似をしてみることも、立派なビジネスの方法のひとつです。特に初めての起業において先人の道を辿ることは、重要なプロセスとなる場合も少なくありません。
徐々に進めていくうちに自分だからこそ加えることができる点や、既存ビジネスの改良点が見えてくるでしょう。ただ先人の後を追うだけでは、お客様を振り向かせることはできません。オリジナリティーを加えながら差別化を図ることで、新しいビジネスへと発展させることが可能になります。
  

小さく始める

起業しようと思ったときにはどうしても大きな夢をみがちです。
しかし遠くの大きな目標を叶えるためには、目先の小さな目標を立て、ひとつずつクリアしながら進むことが有効です。
ビジネスに長けているとされる人でも、コロナ禍にあっては先が読みにくいと言われます。このような状況の中での大きな賭けは、リスクともなり得るのです。
小さく始めることで、現状を知ることができ、方向性を練り直すことも可能です。軌道に乗り始めてきたところでまたひとつ先へ進むようにしましょう。
 

これから起業したい人が避けるべきこと


コロナの影響を受けやすい今の起業は、コロナ以前よりも不安を抱えながらの起業となるでしょう。起業でつまずきやすいポイントを事前に知ることで、回避できる力を備えておくと安心です。

  

失敗すると立ち行かなくなるような大きな投資をすること

起業した人が第一に直面する苦難として挙げられるのが、“軌道に乗るまでの資金繰り”です。
初期投資のために借り入れを行った場合、事業状況に関わりなく、返済期日がやってきます。事業を軌道に乗せられるかの不安に加え、返済のことばかり考えなければならないようでは、気持ちが先に折れてしまうかもしれません。
初期の資金繰りで苦しまないためには、実現可能な返済計画を立てることはもちろん、初期投資を押さえることも有効です。
  

コンサルに数十万のお金を払うこと

世の中にはいろいろな分野のコンサルが存在しており、その中には、起業に特化した「起業コンサル」として活動する人たちもいます。
起業コンサルとは、アイデアを共に考えてくれたり、集客のノウハウを提供してくれたり、と起業のありとあらゆることの相談にのり、サポートをしてくれる存在です。
コロナで不安な中、以前よりもコンサルに助けを求める人も多いかもしれませんね。
今の時代、ネットで調べればさまざまな情報を得ることができます。しかしやはり人に直接話を聞いてもらえる経験は、不安な状況にある人にとっては大切な時間かもしれません。
しかし、残念ながらそこにつけこんで多額の費用を請求する例も見られるのが実情です。
起業コンサルの料金体系は雇用パターンによって異なります。「プロジェクト型」と呼ばれる、プロジェクトあたり〇〇円というもの(例えば開業手続きの代行など)では、1プロジェクトにつき数十万というケースがありえるようです。
注意しておきておきたいのは「顧問契約型」と呼ばれる、毎月報酬を支払うケースでしょう。
定期的に訪問はあるものの大したアドバイスもなく話だけして帰るコンサルに、気づけば総額数十万も支払っていた、ということもあるようです。
一般的な人付き合いと混同しがちなコンサルとの付き合い方ですが、コンサル代も立派な“費用”であることを忘れないようにしましょう。
  

事業計画づくりに何か月も時間をかけること

事業計画を練ることは、起業において大切なことです。ただし、事業計画づくりに何か月も時間をかけていては、肝心の事業に取り掛かれません。
実は失敗パターンというものは、考えれば考えるほどいくらでも思いつくものでもあるのです。
考えすぎて初めの一歩を踏み出すタイミングを見失わないように気をつけたいですね。
 

起業したい!と思ったらやるべきこと


事業アイデアが固まり、いざ起業したいと思ったとき、まず知りたいのは「そのアイデアは本当に実現できるのか」ということではないでしょうか。
最後に実際に起業する前に、事業アイデアが有効かどうかを知る方法を紹介します。試してみて勝負できると思えば、開業へ向けてステップアップしていきましょう。
  

事業アイデアの企画書を見込み客にプレゼンしてみる

事業をマネタイズ(収益化)するために必要なポイントは、「何を」「誰に」「どのように」提供するのか、ということです。
「誰に」にあたる人(見込み客)に対し、実際に「何を」「どのように」したいのかをプレゼンしてみることは、アイデアを取り巻く実際の状況を知る一つの手段でしょう。
自分のアイデアが見込み客に受け入れられるのかを試すだけでなく、思いもよらなかった情報や人脈を得られるチャンスにもなるはずです。
  

実際に販売してみてフィードバックをもらう

商品やサービスを「どのように」提供することが実現的なのかを知るためには、実際にお客様に販売してみてフィードバックをもらうのが一番の方法でしょう。
販売方法や価格設定など、経営の根幹ともいえる部分では、小さくてもよいので実際に行動を起こしてみることがおすすめです。
フリマやスキルシェアサービスなどを利用すれば、経営の疑似体験ができ、お客様からのフィードバックを受けることも可能です。販売し、フィードバックを受けて改良する、このサイクルを繰り返すだけでも、自然とビジネスとして形がみえてくるようになるでしょう。
  

事業計画書を書いてみる

「何を」「誰に」「どのように」提供するのか、方向性が定まってきたら、事業計画書を書いてみましょう。
事業計画書では、事業の目的やビジネスモデルだけでなく、販売や利益の目標数値まで含めて作成します。全体像を把握し、あやふやだった部分が明確になることで、開業までに具体的にすべきことが明らかになります。

 

まとめ


新規ビジネスの事業アイデアは、なかなか突然ひらめくものではありませんが、ウィズコロナの状況下でアンテナを張り巡らせることで、新たなニーズをすくい揚げることができるでしょう。
これだけ厳しい環境を経営の基準にできれば、アフターコロナ時代も生き抜くだけの力を身に着けることにも繋がります。
こんなときだからこそ、世間の声に耳を傾け、新たな事業アイデアを探してみませんか。